【不動産業界のリアル】住宅・オフィス・リゾート・再エネ…変化を続ける東急不動産／“広域渋谷圏”開発の今　ラストピースが完成／デベロッパー業界の現状

Summary

東急不動産の星野社長が、渋谷駅周辺における大規模な再開発計画と、不動産業界のトレンドについて語る。若いクリエイターを集めることで新しい文化を発信し、不動産の多様なニーズに対応する戦略を展開している。

Takeaways

• 🏢 大手デベロッパーの業績は好調だが、金利の上昇や資材の高騰など逆境もあります。
• 🏠 マンションの需要は高価格で強固で、金利の変動にも関わらず、価格が下がった場合に比べて高い価格で購入する動きがある。
• 🌐 渋谷駅周辺は大規模な再開発が進行中で、新しい文化やビジネスの拠点となることを目指している。
• 🎉 星野社長は、東急不動産の社長就任1年で、業績向上と人材獲得に力を入れている。
• 🔍 社員の価値観は変化しており、新しい世代のアイデアを取り入れることでスピードが短縮されている。
• 👥 Z世代の人材獲得は、社員の多様性や創造性に重点を置いている。
• 💼 不動産業界全体では、賃上げが進んでいるが、人材不足の問題も存在している。
• 🛠️ 開発においては、地域の持続可能性や住民のニーズに応えることが重要である。
• 🌿 渋谷の開発は若者や新しい世代のクリエイターを集め、新しい文化を創出することを目指している。
• 🌐 国際的な視点から見ると、渋谷は日本の顔であり、世界からの注目を集めている。
• 🔄 再開発はハードな部分に注目されるが、ソフトウェア的な要素も重要で、新しい世代に合った環境を作ることが求められている。

Q & A

現在の不動産市場におけるトレンドは何ですか？

現在、不動産市場では若い世代の価値観が変わり、情報発信や創造性の高い場所を作ることが注目されています。また、リモートワークの普及により、オフィスの需要は変わりつつあります。

渋谷駅周辺での大規模な再開発はどのような位置づけを持っていますか？

渋谷駅周辺での再開発は「広域渋谷県」として位置づけられており、JR渋谷駅から約2.5kmの範囲を含みます。この開発は、情報発信の力を生かして新しい文化を創出することを目指しています。

星野社長が東急不動産で感じた変化は何ですか？

星野社長は、東急不動産で長く働いた経験から、若い世代が仕事に任せる会社から、より決定を下す方向に変わっていることに変化を感じています。

賃上げはどのように行われていますか？

東急不動産では、デベロッパー業会の中でも賃上げ率が高く、人材獲得においても積極的に取り組んでいると星野社長は述べています。

若い世代の人材獲得にどのようなアプローチをしていますか？

若い世代の人材獲得では、彼らがどのような仕事をしたいのかを理解し、実際にその仕事に取り組む姿を見せることで、彼らの興味を引くようにしています。

「ユナイト」とはどのようなコンセプトですか？

「ユナイト」は、東急不動産内で掲げたコンセプトで、企業内での結束団結を意味しています。社員がそれぞれのセクションに特化していた時代から、より一丸となって取り組むことを目指しています。

渋谷の開発において、どのようなビジョンを持っていますか？

渋谷の開発では、若い人たちが集まり、新しい音楽やファッション、文化を創出する場所を作ることを目指しています。情報発信の力を生かし、新しい世代のクリエイターを集めることが重要です。

今後の不動産市場において、どのような課題が考えられますか？

今後の不動産市場では、人工源の確保やリモートワークの普及によるオフィス需要の変化が大きな課題となります。また、東京都内のマンション購入の難しさも問題視されています。

東急不動産のポートフォリオの多様性にはどのような狙いがありますか？

東急不動産は、日々の収益が入るタイプと売り上げが入るタイプのバランスを考慮して投資しており、これによりリスクの分散と安定した収益を実現することを狙っています。

東急不動産はどのようにして競争力を維持していますか？

東急不動産は、新しいビジネスの切り開きや、既存のビジネスの改善に取り組むことで競争力を維持しています。社員の才能だけでなく、外部のアイデアや資金を活用して新しいビジネスモデルを構築しています。